light(Visual Filters)
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Light

作成日: 1999年12月15日
最終更新日: 1999年12月19日
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lightフィルター効果は、効果をかけた領域を指定した色と強さの光で浮かび上がらせるものです。文字や画像を描いてあるスクリーンの後ろから光を当てた、影絵のようなイメージになります。その光源として次の三つのタイプが用意されています。

光源のタイプの指定はスクリプト上で addAmbient(), addCone(), addPoint() の各メソッドを用います。これらの光源は一つのスクリーンに(一つのオブジェクトに対して)同時に10個まで指定する可能です。またそれぞれの光源の識別番号を指定することによって、個別に色や光量をコントロールするメソッドも用意されています。

addAmbient Method

均一な光を当てる。

書式

object.filters.light.addAmbient(iRed, iGreen, iBlue, iStrength)

addCone Method

指定する場所に円錐状の光を当てる。

書式

object.filters.light.addCone(iX1, iY1, iZ1, iX2, iY2, iRed, iGreen, iBlue, 
    iStrength, iSpread)

addPoint Method

一つの光源から放射状に光を当てる。

書式

object.filters.light.addPoint(iX, iY, iZ, iRed, iGreen, iBlue, iStrength)

changeColor Method

光の色を変える。

書式

object.filters.light.changeColor(iLightNumber, iRed, iGreen, iBlue, iAbsolute)

changeStrength Method

光の強さを変える。

書式

object.filters.light.changeStrength(iLightNumber, iStrength, iAbsolute)

clear Method

組み込まれたすべての光を消す。

書式

object.filters.light.clear()

moveLight Method

光源の位置を変える。

書式

object.filters.light.moveLight(iLightNumber, iX iY, iZ, bAbsolute)

enabled Property


各メソッドのパラメーター解説

bAbsolute
理論値。絶対値:true、相対値:false。
iAbsolute
赤、緑、青色の値が、絶対値(absolute)か相対値(relative)かを指定する。絶対値の場合は現在の色値と置き換わり、相対値の場合は現在の色値にその値が加えられる。絶対値:0以外の整数。相対値:0。
iLightNumber
スクリプトで使われる光源の識別値。記述した順に0から始まる整数。
iRed
赤色の色値。0(最低値) から 255 (最高値)までの整数。
iGreen
緑色の色値。0(最低値) から 255 (最高値)までの整数。
iBlue
青色の色値。0(最低値) から 255 (最高値)までの整数。
iX
光源の左辺からの位置を決める水平(X軸)方向の座標。
iY
光源の上辺からの位置を決める垂直(Y軸)方向の座標。
iZ
光源の高さを決める(Z軸)座標。
iX2
光の焦点の位置を決める水平(X軸)方向の座標。
iY2
光の焦点の位置を決める垂直(Y軸)方向の座標。
iSpread
光源から出る光の広がり具合を決める。0(0度)から90(90度)までの整数。
iStrength
光の強さを決める。最低値0から最大値100までの整数。